中古車査定額をあげるためにしてはダメ!

ボディに穴や跡が残る加工や大きな改造をする

ボディの加工で開けた穴はサビなどの原因となるのでマイナス査定になります。修復歴車と認識されてしまう改造もありますのでご注意ください。
特に機関系に手を加えてしまうと、メーカー保証外となり、中古車市場にでにくくなります。車内でも、ナビゲーションのモニターを固定するために、ビス止めをしてダッシュボードに穴をあけてしまうと査定額の大幅減点になります。車に手を加える際はお気をつけください。

車内のシートの破れ、臭い

座席シートは交換が大変なために、やぶれなどは大きなマイナスになります。
特にタバコを吸われる方は灰を落としてシートに焦げ穴をつけないようにお気をつけください。また、車内のタバコやペットの臭いは次のオーナーが気持ちよく乗れないので好まれない傾向にあります。トランクルームも釣り道具や生物を入れたままにしてしまうと臭いがとれなくなってしまいます。

キズだらけ、間違った小キズ直し

事故をしていなくても意外に小キズはついてしまうものです。
もしキズをつけてしまったら、ワックスがけやコンパウンドで磨きましょう。ただ、車体と違う色のタッチペンでの修理は余計目立ってしまうのでマイナスになります。年式相応のキズはマイナス査定になりませんから、もし修理方法に不安があるようでしたらそのままにしておいたほうが良いでしょう。

純正品や保証書がない

中古車ではいろいろな人の好みに合わせるため、標準に近い車の方が喜ばれます。
社外品を取り付けるときは純正品を保存しておき、査定の際に査定士に伝えます。次のオーナーが装備の使い方をわかるように説明書は保存しておきましょう。また、故障のことを考慮して保証書もあった方がプラス査定になります。取扱説明書・整備点検記録簿はセットで保管しておくことをお勧めします。

無理に車検を通さない

車検の残っている中古車は次のオーナーが車検を取る必要がなくなるので評価は高くなります。しかし、だからといって査定直前に車検をとってしまうと、車検費用の方がかえって高くなってしまいます。

査定直前に大きな修理をする

車体のキズは、コンパウンドやメーカー保証ですぐ直るものは直してから査定を受けたほうがプラス査定を期待できます。ただ、大きいキズは修理費用も修理期間もかかってしまうので査定額アップ分に見合わなくなることがあります。
車体のキズはマイナス査定の原因となりますが、大きいキズの場合はそのまま査定を受けることをお勧めします。

市場に受け入れられない社外品をつける

純正品のオプション(サンルーフ、革シート、マルチTVナビ等)は取り付けた費用がそのまま返ってくることが多いです。しかし、個人の趣味が大きく反映された改造やパーツは、査定額をさげる要因となります。

記録簿のないメーター交換をする

走行距離のわからない車は中古車市場では走行不明車として値段がつきません。メーター故障の際はきちんと整備士にお願いして記録簿に記録しましょう。